忙しい都会人が週末だけ自然とつながる「通い森暮らし」のすすめ

森の暮らし

次から次へと、時間とスケジュールに追われ、休む間もなく過ぎていく毎日。スマホを開けば、情報が洪水のように流れ込んできます。


コスパだ、タイパだ、効率化だ…。便利さの裏で、どこか息苦しさを感じていませんか?過剰だったりしませんか?

「このままでいいのかな…?」「自分は本当はどう生きたいんだろう?」

——満員電車に揺られながら、ふとよぎる思い。でも、考えた次の瞬間にはまた日常の波にのまれていく。

もし、週末だけでも「自然とつながる自分」に戻れる時間があったら?

森の風景

たとえば——

車で2時間。週末になると「自分の森」へ向かう。

着いた先には、おいしい空気と清々しい木々の緑、頬をなでる穏やかな風と鳥の声。そこには何も決められていない「余白の時間」がある。

そんな風景が本当に自分のものになったとしたら?…

いやいや、そんなの憧れでしょ。と思うかもしれません。でも、実は——それ、現実にできる話なんです。

この記事では、そんな「森に通う暮らし=通い森暮らし」の第一歩を体験談を交えてご紹介します。

目次

なぜ今、「通い森暮らし」なのか?

森の暮らし

いきなり仕事を辞めて地方移住…となると、大きな覚悟が必要です。家族や仕事、住まいのことなど、乗り越えるハードルはたくさんあります。

そこで注目されているのが「二拠点生活」。なかでも「通う」というスタイルは、今の暮らしをベースにしながら、自然とつながる方法として注目されつつあります。

町と森を行き来することで、自然に触れ、呼吸を深くし、少しずつ心と体が整っていく。そんな実感をもたらしてくれるのが「通い森暮らし」です。

何より、週末だけでも「暮らしの主導権を自分に取り戻すことができる」のが最大の魅力。

これは都会を否定する話ではありません。「都会の便利さ」も手放さずに、「自然の癒し」も取り入れる。


「いいとこ取り」のライフスタイルが少しずつ現実のものになりつつあります。

たとえば、こんな週末を…

金曜の夜、車に乗って森へ。その日のうちに到着して、広がる夜空を見上げながらほっとひと息、眠りにつく。

翌朝、ゆっくりコーヒーを淹れながらスタート。その後は、おもむろに森仕事を始めます。

木の枝を伐ったり、草を刈ったり、片付けしたり・・・。焚き火の仕込みも兼ねています。

自然の中で無心になって身体を動かしていると、気づけばあっという間に一日が終わります。

小さなガーデンづくり

「次は、庭づくりもやってみようかな…」そんな妄想がふくらむと、ワクワクが止まりません。

焚き火を囲む

夜、自分だけの焚き火を囲んで心穏やかに。昼間の森仕事でぐっすり眠れる心地よい疲労感。


そして日曜は、あえて「何もしない時間」。

森を眺めながらぼーっと過ごしてもいいし、読書してもいい。何かつくりたいと思えば、思いつくままにやってみる。

森の読書

——「自分がやりたいことを、やるだけ」

そんな時間が終わり、夕方、町に戻る頃には、心がスッと整っているのを感じる。さあ、一週間がんばろう!活力が湧いてきます。

通い森暮らし、どうしたらはじめられるの?

森の暮らし

じゃあ、どうやって始めていくの?になりますよね。いきなりすべてを揃える必要はありません。いやむしろ揃えない方がいいです。

小さなステップを踏みながら、自分に合った形を探っていきましょう。

① まずは体験から

森の暮らしは、ネットで調べたりYouTubeを見たりするだけではわからないことがあります。実際現地に足を運んで、肌で感じてみる。それが一番です。

人の感覚は五感でできています。スマホの世界から脱してリアルに感じてみる時間をつくってください。

ささやかなことかもしれません。でも脱スマホ時間が自分を取り戻す第一歩になります。

ちなみに僕たちのフィールド森プラスでは、気軽に参加できる「森時間体験」をご用意しています。ご興味があればお気軽にチェックしてみてください。

② 次に「通いの森」をレンタルする

「自分の森を持つ」といっても最初から購入するなんて気が引けますよね?ふたを開けてみないとどこまで続けられるかもわかりませんから^^ 

まずは「借りて通う」ことから始めてみるのがおすすめです。

③ そして、自分の森を持つという選択へ

こうしたプロセスを踏んで、本気でやろう!と思ったら購入です。

中古の家付き物件を購入して整える、セルフビルド・ハーフビルドで自分の拠点をつくるという選択肢もあります。

森の暮らしには「自分でつくる」愉しさがあります。この体験は、都会では決して得られない贅沢です。

森は「もうひとつの自分」を思い出す場所

森の暮らし

森に通う暮らしは、忙しさの中で消え去っていた自分の中の「感覚」を少しずつ取り戻させてくれます。

都会だけでも、森だけでもない。その両方を行き来することで、人生の「呼吸」が整ってくる。そんな感覚になる人が、今少しずつ増えています。

全部を完璧にして始める必要はありません。まずは、できるところからというのが最適。

だからこそ——「週末だけの森暮らし」をおすすめしているんですね。

「とはいえ、そもそも森ってどうやって手に入れるの?」「費用は?物件は?手間は?」気になることが満載ですよね?

次回は、「森を持つ」ためのリアルな話をお届けします。予算、物件選び、セルフビルドのことなどポイントをわかりやすくご紹介しています。ぜひチェックしてくださいね!

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