山林購入のとき候補に挙がる別荘地が安い理由

木々がそれなりにきれいで、水道と電気インフラが来ているという点からみると、別荘地が候補に挙がってきます。山林フィールドを探しているとき、別荘地もあちこちチェックしていました。そのときの記録です。

そんな中、200坪で80万円という物件を見に行ったことがあります。不動産屋さんに問い合わせると、たまたま隣にもほぼ同じ大きさで同価格の物件があるので、一緒に見てくださいという話になりました。合わせると400坪、ちょっと期待しますよね。

現地を見ると、比較的平坦で、土地の形もほぼ長方形、ほぼ全面使える感じです。400坪と表記されていても、傾斜地が含まれていて実際使えるのは半分なんていうのがざらです。そんな中にあってまずまず、木々もきれいでした。

ただ真裏には定住している人がいて、道路側にも別荘があります。僕たちの利用用途としてはこの時点でアウトです。でもせっかく来たし、情報収集の意味で不動産屋さんと会話しました。

どういう用途なのか聞かれたので説明しました。

「自分用ではないんですね?それはNGです!」と顔色を変えました。

この別荘地では営業行為ができません。民泊すら規制がかかっていて、今管理会社にルールを緩和するよう交渉している最中とのことでした。

周囲に家がある時点でNGでしたが、ルール的にも断念という結果になりました。

また別荘には管理費があるので固定費として要注意です。ここは建物を建てると年間約6万円でした。固定費コストとして大きいですよね。

管理費で何をやっているのか訊くと、道路の整備、街灯の入れ替え、ごみ収集といったことのようでした。

別荘地には格安物件があります。ちなみにこのときも100坪で30万円の土地を紹介されました。なかには1万円で売り出しているものもあったりします。

何で?思いますよね。理由は平坦地ではないからだそうです。家を建てるのに苦労するからでしょう。宅地としては利用用途がないということです。

昔、投資目的で買ってそのままになっている土地もあります。中にはどうやって手を打ったらいいかわからない持ち主もいるそうです。

こうした背景で、ずっと掲載したまま放置状態になっている物件は多数です。いきなり飛びついてそのままの価格で買わないように注意しましょう。

その後、山手の別荘地へも足を伸ばしました。さすがに木々はきれいです。相場は坪あたり1万円。広さは一番広くて300坪程度。水道を引くと年間水道代が5万円必要になるそうです。それ以外の管理費はありません。バブルの頃は坪15万円もしたというから驚きですね。

山林さがしをしていると、必ず別荘地物件が出てきます。そんなときにちょっと役立ててみてください。

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