山を買う山林マッチングサイトの実際|森の開拓体験フィールドづくり

山林物件をネットで探していくにはいくつかの方法があります。まずわかりやすいのが山林売買をマッチングしているサイトです。まさにそのものズバリですね。

でも実際にふたを開けると思っていた対応とは違うことがわかります。その一例を紹介します。山林売買マッチングサイト利用の参考にしてみてください。

今回の物件は、軽井沢町473坪の山林でした。グーグルアースで見ると山の入口という感じです。(2021.10月時点の話)

「森林net」というサイトで見つけました。数年前にはなかったサイトと思います。山を買うブームに乗って増えてますね。

詳しい資料と見学がしたい旨、問い合わせフォームから送りました。問い合わせを入れて1週間ほどして、こんなメールが届きました。

「現在、多数のお問い合わせをいただいておりまして、返信にお時間かかり誠に申し訳ありません。資料をお送りいたします。当該物件は、山のふもとあたりに位置しており傾斜は比較的緩やかと思われます。斜面は北東向きです。机上では町道に接していることが確認できていますが、現況は通行がないため草木が茂っている可能性があります」

要はあまり詳しくわかっていないという感じです。とりあえず見ないことに始まらないので現地へ向かうことにしました。

当日はあいにくの雨。午前中に別の物件をみて移動に時間が掛かりました。一日見学の最後でこの物件を見に行くことにしました。

送られてきた地図は大雑把なので、目標になる建物をナビで登録して現地付近まで。そこからは写真との突合せで進んでいきます。

何とか現地付近までたどり着きました。山の入口あたりまで行くと閉められていました。勝手に入るわけにもいかず、結局現地を見ることはできずじまいでした。

自分で勝手に行ってください系だとこのようなケースになることがあります。事前に確認をした上で見学に行った方がいいです。

ちなみに後日こんな連絡が来ました。対応は遅いですね。

「当社で調査しましたところ、個人で楽しむ程度の平坦部分はあるものの複数サイトは難しい状態であることがわかりました。また、住宅地から離れているため水が確保できないこともわかりました。(水道管が物件付近まで通っていない)」

この日は時間も遅く、見れたらラッキーくらいの気持ちだったので、まだよかったですが、無駄足になる可能性もあります。やはり不動産屋さん経由の物件の方が確かです。

とはいえ山林系は不動産屋さんが取り扱うものでもないため、そのあたりをどう渡り合っていくかがポイントになります。

他の山林売買サイトへも問い合わせを入れましたが、詳しい資料を送ると言ったまま、なしのつぶてというものもあり、確実な動きにはつながりにくいです。それなりにチェックしていった方がよさそうです。

※数日後、現地調査報告ということで、役場の許認可などを含めて詳細にわたるレポートを送ってくれました。もう少し早くやってもらえたら素晴らしいですね。

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