定年後の不安に悩むあなたへ捧ぐ「やらない理由」を壊す体験談
あなたが今、記事や本を「漁っている」理由~定年後の漠然とした不安、経済的な懸念、生きがい喪失への恐怖

あなたは今、「定年後の生き方」「第二の人生」というキーワードで、多くの記事や本を読み漁っているかもしれません。
それは、人生後半の漠然とした不安や、経済的な懸念、そして生きがいを失うことへの恐怖があるからではないでしょうか。
世の中には様々な「定年後プラン」が溢れていますが、その多くは早期退職後のキャリアアップや資金的な成功者の話ばかり。
その通り、読めば理解できる。けど何だか心の底には落ちてこない。
「自分には無理だ」「特別なスキルがないとできない」と結局心のどこかで諦めていませんか?
DIYすら素人だったアラカン夫婦~開拓のプロでも、やる気満々でもなかった「ごく普通の夫婦」が森へ

実は、この記事を書いている僕たちもあなたと同じように「普通」の夫婦でした。
58歳で森の開拓を始めたとき、DIYすらやったことのないずぶの素人。大工経験はもちろん、スコップの握り方すら怪しい状態でした。
「森で暮らすぞ!」「開拓するぞ!」とやる気満々だったわけでもありません。
そう僕たちは、あなたと同じ「ごく普通」のアラカン夫婦」です。
それなのに、なぜ今、手付かずの森の中に自分で建てた家に暮らし、都会の仕事を回す「共生ワークスタイル」を実現できているのか?
人生は「成り行き」で変わる~小屋づくりが在来工法の家になった「ちょっとだけ脇道」ストーリー

きっかけは、ほんの些細なことでした。そこまでの経緯はあったものの、最初は「小さな小屋でも建ててみようか」という軽い気持ち。
ところが、その小屋づくりがいつの間にか在来工法の小さな家のセルフビルドへと発展していったのです。
振り返れば、ただ「成り行きに任せてコツコツやっただけ」。特別な知識や計画があったわけではありません。
50代で凝り固まった「固定概念」をちょっとだけ脇道にそれてみる。その小さな一歩が僕たちにそれまで知らなかった新しい人生の景色を見せてくれました。
「まさか自分たちが?」手付かずの山林開拓リアル
最初の気持ち~手付かずの山林を目の前にして

手付かずの山林を手に入れたとき、目の前に広がっていたのはまさにジャングル。
夫婦二人でそれを「開拓」するという事実に、ワクワクよりもとにかく目の前のことをやろうという気持ちが先でした。
アラカンの夫婦が、重機もない中で木を伐り、草を払い、土をならす。体力的な限界を感じる瞬間は正直何度もありました。
しかし、プロではないからこそ、「無理をしない」「できることをやる」「とにかく毎日をやり切る」という暗黙のルールを繰り返しました。
最初は「テントから」~素人だからこそ小さな一歩から始めた山林開拓の軌跡

多くの人は、いきなり「家を建てる」「移住する」といった大きな目標を立てて挫折します。僕たちも、もし最初から家づくりを始めていたら、うまくいかなかったかもしれません。
まずは開拓作業。山ほどあった倒木を取り除く作業からスタートしました。最初の拠点は「テント」でした。アラカンがテントで寝泊まりしながら開拓。
テントだと長く滞在することができません。だいたい2泊3日もしくは3泊4日で都会と行き来しながら作業を進めました。
開拓最初の年の10月末あたり、夜寝ていると寒くて寒くてしょうがない。家賃3万円のワンルームアパートに拠点を変えました。
今思い返すと自分でもよくやったと思います。でも何かを始めるときってこんなものなのかな?と思います。
全てが整ってからだとなかなか第一歩を踏み出せません。まずできることから。といっても少し無謀ですよね^^;
焦らず着実に。この「小さな一歩を積み重ねる」スタイルこそが、DIYすら素人だった僕たちにとって、最も重要な成功の鍵でした。
「ずぶの素人」夫婦でもできた理由~「コツコツ」と「成り行き」に任せた気負いのないスタイル

知識も経験もない素人夫婦がなぜ開拓を続けられたのか? それには二つの理由があります。
一つ目の理由は「完璧を求めなかった」こと。
- 知恵はインターネットから:わからないことはスマホで調べ、YouTube先生を見つけて参考にしました。
- 夫婦の役割分担:重労働は無理せず、二人でできる作業をコツコツと。
- 「成り行き」に身を任せる:計画通りにいかないことをたのしむ姿勢。家のサイズが大きくなっても「じゃあ、次はどうしよう?」とそのつど対応しただけ。
もう一つの理由は「ここを仕事場にしようと決めていた」こと。そのゴールへ向けてやり切ろうという気持ちは夫婦の中で同意されたものでした。
「やる気満々」で始める必要はありません。むしろ、気負いのなさが固定概念に縛られない自由な発想を生み、結果的に大きな挑戦を可能にしたのです。
あなたもこの「小さな一歩」からなら始められるはずです。
在来工法セルフビルドの「壁」をどう乗り越えたか?
小屋から「小さな家」へ~なぜツーバイフォーではなく「在来工法」を選んだのか?

最初は数泊できる程度の小屋を考えていました。しかし、開拓を進めるうちに、この森で本格的に暮らし、働くイメージが湧いてきました。
この地で働くなら、しっかりと拠点をつくらないといけないという気持ちも芽生えてきました。
そこで、僕たちは「小さな家」を建てることを決意。そして後で思い返すと驚くべきことに在来工法(木造軸組工法)をセルフビルドすることを選んだのです。
素人には難しいと言われる在来工法を選んだのは、ちゃんとした家づくりにチャレンジしてみたかったから。
これは後からですが^^;、日本の風土に合った構造の美しさと部材の加工の自由度の高さに魅力を感じたから。
基本的なところはたまたま近所に住んでいたプロの指導を受けました。日々作業の中で起こるわからない部分はYouTubeや記事を漁りました。
そんな試行錯誤を繰り返しながら、自分たちの手で基礎とつくり、柱を立て、梁を組んでいきました。
「知らない世界、景色」を見ると人生が変わる~DIYで家を建てたことで得た達成感と新しい自信

家が建っていく過程は、まさに「知らない世界」を切り拓いていく体験でした。
基礎工事、土台、柱立て、屋根葺き…その一つひとつが僕たちにとって人生初の経験ばかり、初めての達成感でした。
自分の手で建てた家の中に立つとき、「DIYすらできなかった自分がここまでやったのか」という新しい自信が湧き上がりました。
この自信こそが50代で固定化された「自分には無理だ」という壁を打ち破る最大の力になります。
素人夫婦が直面した最大の困難と解決策~困難を乗り越えるたびに「固定概念の壁」が壊れていく体験

挙げればきりがないですが、なかでも大変だったのは、やはり基礎作りと重い柱を立てる作業。体力の衰えを感じるアラカン夫婦にとって重労働は大きな壁でした。
そんなときは、無理せずプロの知恵と力をスポットで借りることで乗り切りました。全てを自分たちでやる必要はない、というかできないものはできないと認識する。
困ったときは助けを借りる、そして「できるところをやる」という感じで乗り切ったのを思い出します。
困難に直面するたびに、「もう無理、あきらめようか・・・」という気持ちが出てきます。
しかし、それを乗り越えるたびに「自分たちにもやれる」「知識は後からついてくる」という新しい発想が生まれていきました。
「共生ワークスタイル」で実現した自由な働き方
在来工法の家から「森のオフィス」づくりへ~森の静けさがもたらす集中力と創造性

セルフビルドで建てた母屋に遅れること1年、母屋をコンパクトにした離れ「森のオフィス」を併設しました。
森の中は静寂に包まれています。まさに都会の喧騒とは無縁の世界。
この環境が驚くほどの集中力と創造性をもたらしてくれます。通常の仕事をリモートでこなす上で、これ以上の場所はありません。
「たまに都会へ、はたまた地方へ出張」~場所を選ばない仕事を維持しながら森を拠点にする具体的方法

僕たちは完全に森に閉じこもっているわけではありません。
- クライアントとの打ち合わせがあるときには「都会へ出向く」
- 講師登壇や新しい商いの現場を見るために「はたまた地方へ出張」
インターネット環境さえあれば、通常の仕事は問題なく回ります。森は「仕事をする場所」でありながら、同時に「心をリセットし、活力を得る場所」でもあるのです。
この森との「共生ワークスタイル」こそが定年後に抱えるもろもろの不安を一掃する新しい働き方なのです。
50代にこそ必要な「知らない景色」~新しい挑戦がもたらす生きがい

「知らない世界、景色を見る」という「人生初」の体験は、人生そのものを変えます。
森での暮らしは、毎日が新しい発見であり小さな挑戦です。自然は雄大です。考え方をシンプルにしてくれます。こうした日々の積み重ねが「生きがい」へつながっていくのだと思います。
また、二人で一つの家を建て一つの世界を開拓したことで、夫婦の間に新しい絆と共通の目標が生まれたことも付け足しておきましょう。
「あなたでもできる」人生の脇道へ踏み出そう
やる気満々じゃなくていい~まずは「ちょっとだけ」脇道にそれてみる勇気を持とう

僕たちは、あなたに「今すぐすべてを捨てて森に来い」とは言いません。ただ、「定年後」という固定概念のレールから「ちょっとだけ脇道にそれてみる勇気」を持ってほしいのです。
人生の成功は、必ずしも壮大な計画から生まれるわけではありません。僕たちのように、「成り行きに任せてコツコツやる」だけでも、人生は大きく変わり、知らない景色が見えてきます。
知らない景色を見るための「最初の一歩」~僕たちが活動する隣接別荘地での共生ワークスタイル体験

「とはいえ、何から始めればいいのか?」と迷う方もいるでしょう。
僕たちは、自分たちが開拓した森に隣接する別荘地を舞台に、この「共生ワークスタイル」を具体的な暮らし方として提案・実践しています。
最後に~僕たちの開拓した森は、あなたの第二の人生を始めるためのサンプル

あなたに「自分にもできる」という確信を持っていただくため、僕たちのセルフビルドの家と離れオフィス、そして森との共生するリアルな暮らしを実際に体験していただきたいと考えています。
あなたも人生の脇道に一歩踏み出し、僕たちと一緒に「知らない景色」を見てみませんか?
僕たちの森の暮らしや隣接別荘地での「共生ワークスタイル」の提案について、さらに詳しく知りたい方へこんなメニューを用意しています。あなたとお会いできる日をたのしみにしています。

