森の開拓あちこちで手こずった伐根作業

駐車スペース付近に一本の木がありました。地面に出ていた木の直径7センチほど。手ノコで簡単に伐れました。土地が盛り上がっていて平坦にした方がより良くなります。

伐根することにしました。7センチ程度の木の根なので、たいしたことはないだろうとスコップで掘り始めました。これが全ての間違いでした。掘れば掘るほど根は広がっていきます。一本の根から別の根が分岐して複雑に絡み合っています。

さらに深掘りすると予想もつかない場所に新たな根っこが出てきます。しかも太い!2時間くらい格闘したでしょうか?さすがに戦意喪失し、しばらく放置することにしました。

木の種類はニセアカシア。ニセアカシアは生育が旺盛で切り株からも新芽が出るほど。地面を根が張って横へ横へ広がる習性があります。だから掘っても掘っても埒が明かないわけです。

数日後、YouTubeで伐根動画をいくつか見て、人力でやるには、新たに手に入れたトンビ鍬に加え、斧とツルハシというところに至りました。

斧は以前から持っていたもの、ツルハシはすぐに必要になるので、近所のホームセンターで購入しました。尖った方で穴あけ、平たい方でハツリ作業ができるバチツルという種類を選びました。

ハツリ作業とは、コンクリートを削ったり、切ったり、壊したり、穴を開けたりする工事のことをいうそうです。バチツル、ハツリ・・・今までお目のかかったこともない専門用語のオンパレード。まだまだ知らない世界でいっぱいです。

その後、道具でいろいろ試しましたがビクともしません。最終的には水道工事で地面を掘るときに、一緒にバックホーで引き抜いてもらうことで一件落着になりました。

もう一つ、大きな切り株がありました。入口からフィールドに入る道端にあるクヌギの切り株。直径が***センチはある巨大なものです。

車が入る幅を妨げているので取り除きたいというのが思いです。同じように掘ったり、ツルハシで削ったり、チェンソーで少しずつ伐ったり。あの手この手でやってきました。でもやはりうまくいきません。

こちらも最終的には工事屋さんにバックホーで削り取ってもらいました。でかいので全て取り除くことはできませんでした。道幅が確保できるよう、出っ張った部分を削り取った感じです。

あとで気づいたことですが、単純に削り取るだけでなく、きれいに切り株の一部を残せば入口のシンボルに変換するようなアイデアもありました。決めつけは良くないですね。

ただその後、スズメバチが巣をつくり始めるような事態にも。慌てて駆除しました。安易に切り株を残すのも善し悪しです。

開拓作業、整地作業についてまわるのが伐根です。伐根は手作業でできるレベルと重機じゃないとできないレベルがあります。闇雲にやると時間と労力のロスが出ます。きちんと見極めて取り掛かるようにしましょう。

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