森で働き活動する生涯現役セカンドライフ計画|新しい人生の1ページ

セルフビルド

第二の人生を考えるとき、多くの人が「休息」「のんびり」といった静かな時間をイメージするでしょう。

一方で、定年後も生涯現役で働き続けたい、活動的に生き生きとした日々を送りたいという希望を持つ人も増えています。

そんな人にこそ提案したいのが、「森を舞台にした新しい挑戦」です。

自然豊かな環境の中で新しい働き方を見つけ、生き生き暮らしながら、自分で人生をつくっている実感を得る。

森の暮らしは、単なるリタイア生活ではありません。それは、人生の次なるステージを切り開くための「再スタート」の場所なのです。

都会での忙しい日常から一歩離れ、自然と共に新しい価値観を育むチャンス。

本記事では、森でつくる活力あるセカンドライフについてまとめました。ここから始まる未来の可能性に胸を躍らせてください。

目次

森の暮らしがもたらす新しい働き方

森の暮らしの魅力は、ただ自然に囲まれて過ごすだけではありません。

その中には、都会では得られない新しい働き方の可能性が広がっています。

たとえば、リモートワークを森の中で実現することで、都会の喧騒を離れて集中力を高めることができます。

さらに、森の静寂とリズムがクリエイティブな発想を引き出してくれます。

場所を固定化することなく、パフォーマンスが最も発揮できる環境に身を置くことの重要性を実感できます。

また、森の環境を活かした複業も考えられます。地元特産品をオンライン販売したり、森の体験ツアーを企画運営したり。

たのしい仕事の根幹は、自分の内面から湧き出してくるもの。あなた自身と自然資源を掛け合わせた商いのポテンシャルを感じてください。

都会の働き方にとらわれず、新しい働き方を模索する世界が無限に広がる。それが森の暮らしの持つ可能性です。

次に、こうした働き方を実現するための準備について解説していきます。

森の中で生き生きと暮らすための準備

森の暮らしを始めるためには、計画的な準備が不可欠です。

いきなり移住ではなく、まずは短期間の滞在や、二拠点生活をおすすめします。

世の中には体験型プログラムに参加するといった方法もありますよね。

目で見て体感してみることで、自分に合うかどうかを見極めることから始めます。

見極めができたら、生活環境を整えるための住まいの選定も大切なステップです。

物件探しの際には、インフラ整備の有無やアクセス性などを確認していきます。

こうして見つけた自分のフィールドに小さな森の家をセルフビルドするという選択肢もあります。

既存の建物という枠を取っ払い、試行錯誤を重ねながら形にしていく。そのプロセス自体が人生をつくる感覚と重ね合う貴重な体験になります。

こうした準備と行動を経て、自分らしい森の暮らしをスタートさせる基盤を築きましょう。

次に、森での暮らしを支える仕事や活動について具体的なアイデアをご紹介します。

森の暮らしを支える仕事のアイデア

森のリモートワーク

森の暮らしを充実させるには、安定した収入源や活動の場が必要です。

地域の特産品を活かした商いは、森の魅力を発信する絶好の機会となります。

たとえば、地元の木材や農作物を加工して販売するなども森の資源を活かした収益化アイデアです。

森の暮らしでオンライン事業は必須です。リモートワークを駆使することで、都会のクライアントともつながりを持ちながら働けます。

毎日、森を見たり作業したりしていると、こんなのどうかな?あったらいいよね!と妄想発想が生まれていきます。

同じことのない一日、五感が開き、頭が柔軟になるからでしょう。

森を舞台に、自分自身のこれまでを最大限に生かす道筋を考えてみてください。

次に、こうした活動的な日々をどのように愉しむかを深掘りします。

森の暮らしを愉しむ活動的な日々

森での日々は、ただのんびりと過ごすだけではなく、豊かで充実した活動の場にもなります。

四季折々の自然に触れるアウトドアアクティビティは心身をリフレッシュさせる絶好の機会です。

例えば、春のハイキング、夏の川遊び、秋の紅葉狩り、冬のスノーシューなど、自然の変化に合わせた愉しみ方が尽きることはありません。

また、森の中での趣味や創作活動も魅力的です。木工、写真撮影、ガーデニング、バードウォッチングなど、好奇心は無限に広がります。

さらに言うと、こうした既存の何かにはめ込む必要もありません。作業していれば自然な筋トレ、歩いていれば勝手に森林浴。今のこの瞬間を切り取りたいから写真に収める、、、

日々の暮らしそのものがアクティビティになっていくからです。

これらの活動は、単に愉しむだけでなく、新たなコミュニティを築くきっかけにもなります。

さらに、焚き火を囲む時間も特別です。家族や友人、地域の人々と交流し、絆を深める時間は何ものにも代えがたいものです。

僕自身、森を開拓することからスタートし、小さな家と事務所をセルフビルドしてきました。

このプロセス一つひとつがどれだけ人生の景色を変えてきたか、ひと言では語り尽くせません。

これらの活動を通じて、都会では得られなかった「人とのつながり」そして「人間らしい時間」を取り戻せるのが森の暮らしの醍醐味と言えます。

次に、こうした暮らしを実現するために必要な経済的側面に注目していきます。

経済的な安定と森での複業

森のリモートワーク

森での暮らしを成功させるためには、経済的な安定が重要な要素となります。

都会と比べて生活コストが抑えられる一方、森にいながらにして収入源をどう確保するかが鍵になります。

まずは年金活用ですね。もらえるものは早くもらって自分がやりたいことの基盤にするのが得策です。

僕自身、60歳で繰り上げ受給を選びました。生涯金額が減額になると言われましたが、この先どうなるかは不透明です。

方針のない国に頼って生きていたら、痛い目に遭うというのが個人的見解。今をどれだけ一生懸命に生きるかだと思っています。

もう一つが複業づくりです。先述した地元特産品のオンライン販売、森の体験ツアー企画など地域資源を活かした収益化モデルと言えます。

また、宿泊施設をつくって提供する民泊事業やリモートワークのためのワークスペースを運営するなど可能性は尽きません。

今後、森の暮らしを定着させる小商いづくりの仕組みもつくっていくつもりでいます。

年金や貯蓄を上手に活用しつつ、森での収益を加えることで、安定した収入基盤を築くことができます。

経済的な視点から森の暮らしを考えることは不安を解消し、前向きに次のステップへ進める上で必要なステップです。

次に、森での暮らしを長く続けるための心構えについてお話しします。

森の暮らしを長続きさせる心構え

森の暮らしを愉しみながら続けていくためには、適応力と柔軟性が欠かせません。

自然の中では、天候や季節の変化に応じて生活スタイルを変える必要があります。

変化を前向きに受け入れる心が、森での暮らしをより豊かにしてくれます。

また、自分らしい生活スタイルを確立することも大切です。

都会で感じてきた「忙しさ」とはいったい何だったのか?立ち止まってシンプルに考え直してみてください。

忙しいとは心を亡くすと書きます。森に身を置くとまさにその意味がわかろときが来ます。

心身の健康を保ちながら充実感を得ることの真意を知ってください。

さらに、森での生活は他者とのつながりを育む絶好の機会です。

地域のイベントに参加したり、趣味を通じての交流を通し、会社生活では経験したことがない新しい関係性を築くことができます。

こうした心構えを持つことで、森の中での新しい人生がより充実したものになります。

次に、実際に森の暮らしを長年やってきた人生の先輩たちをご紹介します。

森の暮らしを体験してきた人々の物語

実際に森の暮らしをやってきた人々の声は、これから挑戦する方々にとって大きなヒントとなるでしょう。

僕が拠点をもつ別荘地には、アクティブな高齢者が多数住んでいらっしゃいます。

平均年齢は80歳。みんな20年前は都会で生活し、定年前後に森へと移り住んで来た人たちです。

大手ゼネコンに勤め、定年前になり、早期退職という言葉もなかった時代にそれをやり、全くの素人から森の家具職人になった人。

元校長先生で、あちこち二拠点生活をしながらこの地に至り、大好きなナチュラルガーデンづくりを開拓作業から進める人。

古民家を移築して、ご夫婦二人で地元で評判の予約限定のお蕎麦屋さんを営みながら、オフは軽キャンで全国を旅する人。

多彩な顔ぶれにあふれています。都会で日常になった介護なんて無縁、一人ひとりが生き生きと暮らしていらっしゃいます。

いわば森の暮らしの先駆者でありロールモデルです。こうした人たちと接点をもつことで日々勇気とエネルギーをもらっています。

まさに自分自身の道しるべであり、これからの高齢化社会のロールモデルになり得ると確信しています。

これらの実例があなた自身のセカンドライフの計画を具体化するきっかけとなることを願っています。

新たな人生を森で始めよう

森の暮らしは、「隠居」ではなく「新しい挑戦と発見に満ちた生き方」です。

自然の中で自分らしい働き方と暮らし方を見つけ日々を愉しむ。それは自分自身を解放し、新しい価値観を育む時間でもあります。

心豊かなセカンドライフは、自然豊かな森でこそ花開く可能性があります。

さあ、最初の一歩を一緒に踏み出してみませんか?森で始まる新しい人生の1ページがあなたを待っています。

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